| 難易度 | ★★★★☆ (やや難しい) |
| おススメ度 | ★★★☆☆ |
| 受験資格 | 誰でも受験可能 |
| 勉強時間 | 約1,000時間 |
概要
中小企業診断士試験は、日本で唯一の「経営コンサルタント」の国家資格です。といっても、難しそうに感じるかもしれませんね。でも実際は「会社のお医者さん」みたいな役割だと思うと、イメージがつかみやすいです。企業が抱える問題を一緒に探し、元気になる方法をアドバイスしていく、そんなお仕事につながります。
試験は二段階構成で、一次試験は幅広い知識を問われる総合問題。経済から法律、ITや財務まで出題範囲は広いですが、「企業が元気に走るための部品」をひとつずつ知っていくような感覚で学べます。二次試験はケーススタディ形式で、実際の会社の事例を読んで「どう支援するか」を考える、より実践的な内容になっています。
資格を取れば、独立してコンサルタントとして活躍する道もあれば、会社員として経営改善や新規事業に携わるなど、自分のキャリアの幅が広がります。勉強は確かに大変ですが、その分「会社を良くするための知恵の引き出し」がたくさん身につくのが魅力です。
「ビジネスを学んでみたい」「経営の仕組みを知りたい」という思いが少しでもある人に、ぴったりのチャレンジだと思いますよ。
出題内容と合格基準
【1次試験】(択一式)
・経済学・経済政策
・財務・会計
・企業経営理論
・運営管理
・経営法務
・経営情報システム
・中小企業経営・中小企業政策
⇒科目合格制。合格ラインは、60%程度。
合格した科目は、翌年と翌々年の2年間の試験で、該当科目の受験が免除される。
【2次試験】
(記述式)
・事例Ⅰ:組織・人事を中心とした経営戦略および管理
・事例Ⅱ:マーケティング・流通を中心とした経営戦略および管理
・事例Ⅲ:生産・技術を中心とした経営戦略および管理
・事例Ⅳ:財務・会計を中心とした経営戦略および管理
(口述)
・面接形式で10分程度
試験日
【1次】8月上旬の2日間
【2次】筆記:10月下旬、口述:翌年1月下旬
試験地
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
受験料
【1次】14,500円
【2次】17,800円
合格率
【1次】
令和6年度 : 27.5%
令和5年度 : 29.6%
令和4年度 : 28.9%
【2次】
令和6年度 : 18.7%
令和5年度 : 18.9%
令和4年度 : 18.7%
取得のメリット
・経営知識の習得と活用
中小企業診断士の学習を通じて、経済、財務、運営管理、IT、中小企業政策など幅広く体系的な経営知識が身につきます。この知識に基づき、経営の診断や改善提案ができるため、自社内での業務改善やコンサルティング業務に大いに役立ちます。
・市場価値向上とキャリア拡大
難関国家資格のため、取得により市場価値が大きく上がり、就職・転職に有利となります。さらに、独立して経営コンサルタントとして活躍する道も開けますし、企業内での昇進や部署異動、副業・兼業もしやすくなります。
・人脈の形成
実務補修や資格取得後の交流会を通じて、経営コンサルタントや中小企業経営者などの幅広い人脈を築けます。これも仕事の幅を広げ人生を豊かにする大きなメリットです。
ステップアップ
・実務経験の蓄積
資格取得後は実際に企業の経営診断や改善提案の実務経験を積むことが重要です。中小企業基盤整備機構などが実施する実務補習制度に参加したり、先輩診断士のアシスタントを務めることで、実践力を磨きます。
・副業や独立開業
診断士としての知識を活かして、補助金申請支援、経営相談、セミナー講師などの副業に挑戦する人が多いです。また十分な経験と人脈ができれば、独立してフリーランスやコンサルティング会社経営者として働く選択肢もあります。
・キャリアの多様化と専門性の深化
企業内診断士として経営企画や事業開発部門などにステップアップしたり、コンサルティング会社へ転職、公的機関で専門員として中小企業支援に携わる選択肢もあります。さらに、社会保険労務士など関連資格を取得し、人事労務に強いコンサルタントを目指すこともOKです。
・継続的なスキルアップと自己成長
常に新知識やビジネススキルを学び続けながら、実践を通じてスキルを磨き自己分析を怠らないことが中長期での成長と信頼構築に繋がります。
主催者リンク
一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会
https://www.jf-cmca.jp/contents/007_shiken.html
