| 難易度 | 3級:★☆☆☆☆ (易しい) 准2級:★☆☆☆☆ (易しい) 2級:★★☆☆☆ (やや易しい) 准1級:★★★☆☆ (普通) |
| おススメ度 | ★★★☆☆ |
| 受験資格 | 誰でも受験可能 |
| 勉強時間 | 3級:約100時間 准2級:約200時間 2級:約200時間 准1級:約300時間 |
概要
建築CAD検定試験は、「建物を描く力」を形にできる資格です。建築図面をパソコンで正確に、美しく仕上げるためのCADスキルを測る試験で、設計職を目指す人はもちろん、建築に関わる仕事をしてみたい人にも人気があります。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、試験内容は実践的で、正しい図面の描き方や操作方法を一つひとつ覚えていけば、初心者でも段階的にステップアップできます。
級は3級から准1級まであり、基礎から専門レベルまで自分のペースで挑戦できるのも魅力の一つです。学校や職場で「CADが使える」と伝えられるだけで、建築やインテリアの分野での活躍の幅が大きく広がります。
建築が好き、ものづくりが好き、手に職をつけたい——そんな思いを持つ方にぴったりの資格です。
出題内容と合格基準
【3級】
・実技試験で与えられた建築図面をCADシステムで正確にトレースする。
・問題は階段平面図、通り芯・寸法、柱・壁・間仕切壁、壁と窓の作図など。
・試験時間は2時間。
【准2級】
・平面詳細図や南立面図の作成能力を評価。
・建築知識とトレース技術の中級レベル、正確性とスピードが求められる。
・試験時間は3時間。
【2級】
・設計者のラフスケッチをもとに平面詳細図(S=1/50)や、平面図、断面図、屋根伏図などを元に立面図(S=1/50)の作成。
・実務スキルと建築図面作成能力を評価。
・試験時間は5時間。
【准1級】
・最難関レベルで、課題図面から建築一般図を4面作成。
・高度な判断力、建造物の特性を理解した作図能力、効率的なCAD設定が問われる。
・試験時間4時間10分。
試験日
【3級、准2級、2級】4月、10月
【准1級】10月
試験地
札幌、仙台、古河、柏、東京、名古屋、岐阜、大阪、岡山、広島、高知、福岡、沖縄
受験料
【3級、准2級、2級】10,500円
【准1級】14,700円
合格率
【1級】
令和6年度 : 40.8%
令和5年度 : 45.5%
令和4年度 : 45.2%
取得のメリット
・客観的なスキル証明となる
建築CAD検定は、建築業界でのCAD操作や図面作成の実務スキルを客観的に証明できる資格です。特に実務経験が少ない人や未経験者にとって、自分の技術レベルを示す重要な証明となります。
・就職・転職に有利になる
資格保有者は即戦力として評価されるため、就職や転職活動の際に差別化要因となります。企業の求人で「資格保有者優遇」とされることも多く、建築・建設業界での仕事の幅が広がります。
・スキルアップと業務効率の向上
資格取得の過程でCADの操作技術や建築図面に関する知識が増え、実務でも効率的かつ高品質な成果物を作れるようになります。これにより、企業の生産性向上に貢献できるばかりか、自身のモチベーションや成長にもつながります。
・キャリアアップや給与改善の可能性
上位級の資格を取ることで、設計や現場管理のサポート役として重要な職務を任せられたり、管理職やリーダーへの昇進が期待できることがあります。また、給与交渉の材料になったり、専門性の高さが給与に反映されることもあります.
・フリーランスや独立時の信頼獲得
公的な資格はフリーランスの建築CADオペレーターや建築士が顧客からの信頼を得るうえで有利に働きます.
ステップアップ
・関連資格の取得で専門性を拡大
建築CAD検定を基盤に、建築士(二級・一級)、インテリアコーディネーター、施工管理技士、BIM検定などの関連資格を段階的に取得することで、設計や施工管理、3D建築モデリングのスキルを広げ専門性を深められます。
・3DモデリングやBIMスキルの習得
2D CADのスキルに加え、RevitやArchiCADなどのBIMソフト、SketchUpなどの3Dモデリングソフトを使えるようになることが今後の建築業界で重要視されています。これにより効率的な設計や施工管理に貢献でき、将来的な需要も高まります。
・専門分野への特化
構造設計、設備設計(電気・給排水・空調)、ランドスケープ、歴史的建造物の保存・修復など、CADの基本スキルをもとに特定分野に特化して専門家を目指すキャリアパスもあります。
・フリーランスや在宅ワークなど働き方の多様化
建築CAD検定保持者はフリーランスとしての信頼獲得や、地方在住・育児中の方など場所に縛られない在宅ワークの可能性も広がります。
・実務経験を積み、高度なCADオペレーターや設計補助としてキャリアアップ
資格取得後は設計事務所や建設会社で実務を積み、より高度なCAD操作や設計支援を行う専門職として昇進を目指せます。
主催者リンク
一般社団法人 全国建築CAD連盟
https://www.aacl.gr.jp/
