| 難易度 | ★★★☆☆ (普通) |
| おススメ度 | ★★★★☆ |
| 受験資格 | 誰でも受験可能 ※ただし、管理業務主任者として業務に従事するには、 ①実務経験2年以上、②実務講習の修了、のいずれかが必要となる。 |
| 勉強時間 | 約300時間 |
概要
マンションに住んでいると、「管理組合」や「理事会」といった言葉を耳にすることがあると思います。実は、そうしたマンションの運営をスムーズに進めるためには、専門知識を持った人が欠かせません。その役割を支える資格が「管理業務主任者」です。
この試験はマンション管理のプロを目指すための国家資格試験で、法律や不動産知識、建物のしくみや管理業務の実務などが出題範囲となっています。一見むずかしそうですが、「マンション生活を快適にする仕組みを理解しよう」という視点で学ぶと、とても身近に感じられます。
また、管理業務主任者は管理会社にとって必ず必要な存在なので、資格を取ることで仕事の幅が広がり、専門性を発揮できるのも魅力のひとつです。
つまり、「管理業務主任者試験」とは、マンションの暮らしを安心・快適にするための知識を身につけ、自分のキャリアにもつながる、生活に密着した資格試験と言えるのです。
出題内容と合格基準
(四肢択一、50問、120分、7割程度の得点率で合格)
・法令系
⇒主に「区分所有法」「民法」「マンション標準管理規約」「マンション管理適正化法」など
・建築・設備系
⇒マンションの構造や設備、維持保全、長期修繕計画、大規模修繕など
・管理実務・会計系
⇒管理事務の委託契約に関すること、滞納管理費の措置、不動産登記法関連
会計に関わる収入・支出の調停および出納、契約書の内容理解
試験日
12月上旬。
試験地
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇およびこれら周辺の地域
受験料
8,900円
合格率
令和6年度 : 21.3%
令和5年度 : 21.9%
令和4年度 : 18.9%
取得のメリット
・就職や転職に有利になる
資格保有者だけが行える独占業務があり、特にマンション管理会社など不動産関連企業での需要が高いため、就職や転職時に有利です。また、企業によっては資格手当が支給され、年収アップのチャンスもあります。マンション管理会社には管理業務主任者の設置義務があるため、常に人材が求められています。
・独立開業も可能
難易度はあるものの、実務経験を積んだ後に管理会社を立ち上げるなど独立する道も開けます。資格を活かして自由に働きたい人に向いています。ただし未経験の場合はまず実績を積むことが推奨されます。
・他資格取得に有利
管理業務主任者の試験範囲はマンション管理士と重複部分が多く、管理業務主任者取得者は他の関連資格にもチャレンジしやすいです。建築士や宅地建物取引士の基礎知識とも関連し、スキルアップの土台となります。
・幅広い知識の習得とスキルアップ
民法、区分所有法、建築物の構造、簿記など幅広い知識が得られ、コミュニケーション能力や折衝能力も磨かれます。これらのスキルは仕事だけでなく日常生活でも役立つメリットです。
・やりがいある仕事
マンション管理組合や住民と長期間関わるため、人に寄り添う仕事としてのやりがいがあります。社会人経験が長い中高年層にも親和性が高く、地域や人に感謝される仕事です。
ステップアップ
・マンション管理士資格の取得
管理業務主任者の試験範囲と重複する部分が多いため、両資格のダブルライセンス取得は人気です。マンション管理士は管理組合側の専門家としての位置づけで、さらに上位の専門資格となります。管理業務主任者取得者は一部試験科目の免除もあり効率的に挑戦できます。
・宅地建物取引士(宅建士)との併用
宅建士資格は不動産業務全般に関わる基礎資格であり、管理業務主任者とセットで取得するケースが多いです。宅建士の知識が試験にも役立ち、転職・就職でも有利になります。両資格取得で不動産管理や仲介業務に強みが出ます。
・実務経験と独立・キャリアアップ
資格取得後は管理会社や不動産関連企業で実務経験を積むことが重要です。経験を重ね、管理業務主任者としての信頼を築きながら主任者や管理職、さらには自社設立や独立開業を目指すステップもあります。
・関連スキルの習得とダブルライセンス推奨
さらに不動産関連の法律知識やコミュニケーションスキル、調整力を磨くことでステップアップにつながります。管理業務主任者に関連する資格やスキルを複数持つことで信頼度が増し、職域が広がります。
主催者リンク
一般社団法人 マンション管理業協会
https://www.kanrikyo.or.jp/index.html
