| 難易度 | 3級:★☆☆☆☆ (易しい) 2級:★★☆☆☆ (やや易しい) 1級:★★★☆☆ (普通) |
| おススメ度 | ★★★☆☆ |
| 受験資格 | 誰でも受験可能 |
| 勉強時間 | 3級:約100時間 2級:約200時間 1級:約500時間 |
概要
ビジネス会計検定試験は、会社のお金の流れや経営の健康状態を読み解く力を身につけられる検定です。
財務諸表の見方や、利益とコストのバランス、会社の資産や負債の状況など、数字から企業のストーリーを感じ取るための知識を学びます。
「会計」と聞くと少し堅いイメージかもしれませんが、この検定は経理部門の人だけでなく、営業や企画、マーケティングなど、幅広い職種の方にも役立ちます。数字を味方につけることで、仕事の説得力や企画の信頼性がぐっと高まります。
挑戦することで、資料やレポートの数字を「ただの数字」ではなく、「会社の今と未来を語る言葉」として理解できるようになるのが、この検定の魅力です。
新人からベテランまで、仕事をもっとスマートに進めたい方におすすめの資格です。
出題内容と合格基準
【3級】
・貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の構造や読み方の基礎
・財務諸表の基本的な分析、成長性や安全性、収益性などの評価
・会計用語や財務諸表分析の基礎力を問う
・試験形式はマークシート方式、制限時間2時間
・合格基準は100点満点中70点以上
【2級】
・3級の内容に加えて、連結財務諸表などのより応用的な知識
・企業の経営・事業戦略を理解した上での財務諸表の分析
・財務諸表を取り巻く諸法令の知識も含む
・マークシート方式、試験時間2時間
・合格基準は100点満点中70点以上
【1級】
・会計情報に関する総合的な知識と高度な財務諸表分析
・企業価値や経営方針、成長性・安全性など多角的な視点での分析
・マークシート方式+論述式問題
・試験時間2時間30分
・合格基準は論述式で50点以上+全体で140点以上(200点満点)
試験日
【3級・2級】10月、翌3月
【1級】翌3月
試験地
札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、山口、松山、福岡
受験料
【3級】 4,950円
【2級】 7,480円
【1級】11,550円
合格率
【3級】
令和7年3月 :50.6%
令和6年10月:56.5%
令和6年3月 :70.9%
【2級】
令和7年3月 :34.5%
令和6年10月:43.7%
令和6年3月 :44.6%
【1級】
令和7年3月 :22.9%
令和6年3月 :26.4%
令和5年3月 :21.3%
取得のメリット
・財務諸表が読める
企業や取引先の経営状況・将来性を把握し、倒産リスクなどの判断ができるようになります。
・株式投資の基礎知識が得られる
専門用語や指標の意味が分かるようになり、投資判断材料として活用できます。
・会計感覚が向上する
新聞やニュースの経済情報、社会情勢を理解する力がつき、多角的な視点で物事を考えられるようになります。
・就職・転職活動でのアピール材料
履歴書や面接で「財務諸表を分析できる人材」として評価されやすく、幅広い職種に役立ちます。
・転職先の見極め
応募企業の財務諸表を見て業績や将来性を比較でき、失敗のリスクを減らせます。
・簿記の勉強につながる
簿記と目的が異なるものの、知識に接点があり、ビジネス会計検定で得た知識が簿記学習にも活かせます。
・キャリアアップ・自己研鑽
管理職や経営幹部など、企業経営に関わるポジションで求められる分析力や判断力が身につきます。
・公認会計士・税理士など専門資格取得の基盤づくり
基礎的な会計知識を得て、さらなる専門分野への挑戦がスムーズになります。
ステップアップ
・上位級への挑戦
2級を取得後は、より高度な分析力が必要な1級への挑戦が典型例です。1級では事業評価や経営分析、意思決定に役立つ知識が問われ、経営企画や経理管理職にも直結します。
・日商簿記検定の受験
会計の実務(仕訳・帳簿作成力)を強化したい場合は、日商簿記2級・1級へ進むと現場力を高められます。ビジネス会計検定で培った分析力は、簿記学習をスムーズにします。
・ファイナンシャルプランナー(FP)
企業全体の財務だけでなく、個人財務やライフプランも学びたい方に最適です。FP資格取得はダブルライセンスとして評価され、キャリアパスが広がります。
・英文会計・国際系資格
BATIC(国際会計検定)やUSCPA(米国公認会計士)など、国際的なスキルを身につけるステップもあります。グローバル企業や外資系企業でも活躍の幅が広がります。
・経理や財務部門での昇進や転職
大企業や専門職への道が広がり、特に大卒新卒や転職活動での大きなアピールポイントとなります。
・経営企画・コンサル業務
会計・財務分析力を活かして、経営層やコンサルタントへのキャリアチェンジが可能です。
・独立・起業
事業計画や資金管理、経営戦略立案に会計知識が不可欠であり、自己事業の成功率向上にも直結します。
