【国】不動産鑑定士

難易度★★★★★
(難しい)
おススメ度★★☆☆☆
受験資格誰でも受験可能
勉強時間約3,000時間(約2年))
目次

概要

時間の経過や環境の影響を受けて変動する不動産のな価値を鑑定する専門家。不動産鑑定評価書の作成は、不動産鑑定士だけに認められる独占業務である。単なる不動産の査定とは異なり、法的な信用力と効力を持つ。

出題内容と合格基準

短答式と論文式による、2段階の試験。

【短答式2科目】
①不動産に関する行政法規
②不動産の鑑定評価に関する理論
 ⇒五肢択一、各科目40問、各120分
  総合点で約7割(140点)以上で合格。各科目でも一定の得点が必要。

【論文式4科目】
①民法
②経済学
③会計学
④不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題、演習)
 ⇒①~③が各120分、④が360分。総合点で約6割以上で合格。各科目でも一定の得点が必要。

 ※短答式試験合格者は、同年に論文式試験に不合格であったとしても、
  翌年と翌々年は短答式試験が免除され、論文式試験に挑戦できる。

試験形式と試験日

筆記試験。8月上旬の3日間。

試験地

短答式試験 : 北海道、宮城、東京、新潟、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
二次試験  : 東京、大阪、福岡

受験料

書面申請 : 13,000円
電子申請 : 12,800円

合格率

令和6年 : 短答式36.2% 論文式17.4%
令和5年 : 短答式33.6% 論文式16.5%
令和4年 : 短答式36.3% 論文式16.4%

取得のメリットとステップアップ

・高度な専門性と社会的評価が得られる。
・独立開業も可能。
・就職や転職に有利。

【ステップアップ資格】
・ステップアップではないが、不動産に関連する周辺知識として、ファイナンシャルプランナーや土地家屋調査士、管理業務主任者、マンション管理士を組み合わせることで、業務の幅が広がる。

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