難易度 | ★★★☆☆ (普通) |
おススメ度 | ★★★★☆ |
受験資格 | 次のいずれかを満たす者。 ・文部科学大臣の指定した看護系大学(4年制)を卒業した者。 ・文部科学大臣または都道府県知事の指定した看護師養成所や専門学校(3年以上)を卒業した者。 ・准看護師として3年以上業務に従事し、指定大学・養成所などで2年以上修業した者、または7年以上(2026年からは5年以上)業務に従事し、通信課程を修了した者。 ・外国の看護師学校養成所を卒業し、または外国で看護師免許を取得した場合、日本での受験には厚生労働大臣の認定が必要。 |
勉強時間 | 大学等での勉強時間による。 |
概要
看護師試験は、人の健康や命を支える大切なお仕事につながる国家試験です。毎年多くの受験生が「誰かの役に立ちたい」「医療の現場で活躍したい」という気持ちを胸に挑戦しています。
この試験では、身体の仕組みや病気の知識だけでなく、安全にケアを行う方法や患者さんとの接し方なども問われます。難しい内容もありますが、日々の勉強や実習で学んだことをしっかり積み重ねれば、きっと自信につながります。
合格すれば「看護師」という国家資格を手にして、病院やクリニック、訪問看護など、さまざまな場で働けるようになります。人の回復を支えたり、不安な気持ちに寄り添ったりと、やりがいのある仕事が待っています。
看護師試験は決して簡単ではありませんが、未来の自分や患者さんのために努力した分だけ、大きな喜びを感じられる道です。
出題内容と合格基準
【学科試験】(四肢・五肢択一、複数選択、記述)
・人体の構造と機能
・疾病の成り立ちと回復の促進
・健康支援と社会保障制度
・基礎看護学
・成人看護学
・老年看護学
・小児看護学
・母性看護学
・精神看護学
・在宅看護論(地域看護論)
・看護の統合と実践
⇒合格ラインは80%。
試験日
2月中旬
試験地
北海道、青森、宮城、東京、新潟、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
受験料
5,400円
合格率
令和7年 : 90.1%
令和6年 : 87.8%
令和5年 : 90.8%
取得のメリット
・平日休みを取得しやすく、シフト制で働けるため生活の自由度が高い。
・給料が比較的良く、女性全体の平均年収より高い傾向がある。
・看護師は人手不足のため、就職や転職が非常にしやすく職に困らない。
・患者から感謝される機会が多く、人の役に立っている実感を得やすい。
・国家資格であることから社会的信用があり尊敬されることも多い。
・専門知識を生かしてキャリアアップや専門分野の資格取得によるスキルアップも可能。
・医療現場での重要な役割を担い、社会貢献度が高い職業である。
ステップアップ
・専門的な資格取得
認定看護師や専門看護師の資格取得によって特定分野の専門家としてスキルと知識を深められます。助産師、保健師、ケアマネージャーなどの資格もキャリアアップに有効です。
・経験を積みスキルアップ
長く勤務して多様な経験を積むことで、看護の現場で高い技術力と判断力を養えます。実践を通じて専門性や対応力を向上させることが評価につながります。
・マネジメント・リーダー職
主任看護師や看護師長など管理職につき、チーム運営や教育に携わる道もあります。リーダーシップやマネジメント能力の習得が必要です。